25日午後、ベトナム共産党中央本部で、トー・ラム書記長は、国連「サイバー犯罪条約(別名:ハノイ条約)」の署名式および国連サイバー犯罪防止ハイレベル会合に出席した各国代表団の団長らと会見しました。
会見で、トー・ラム書記長は、各国および国際機関の代表が地球規模の意義を持つこのイベントに参加したことは、人類共通の課題に立ち向かう国際的な連帯の精神を示すとともに、ベトナムと世界各国との緊密な友好・協力関係を確認するものであると強調しました。
また、トー・ラム書記長は各国に対し、この条約が早期に発効するため、条約の早期批准を呼びかけるとともに、ベトナムは他の国々や国際機関と協力し、サイバー空間の潜在力を最大限に活用しながら、サイバー犯罪の防止と対策を一層強化していく決意を表明しました。
国際代表団を代表して発言したUNODC国連薬物・犯罪事務所のガーダ・ワリー事務局長は、条約交渉および署名式開催におけるベトナムの主導的役割と積極的な貢献を高く評価しました。
UNODCは今後も、技術支援や能力強化の分野で、ベトナムと緊密に連携するとともに、ハノイに地域サイバー犯罪研修センターを設立する可能性についても検討していくと述べました。
(VOVWORLD)